'Round About Midnight/Miles Davis


'Round About Midnight

JAZZ名盤-まずはこれから

スイングジャーナル読者ランキング第42位>
1.'Round Midnight/ 2.Ah-Leu-Cha / 3.All of You
4.Bye Bye Blackbird / 5.Tadd's Delight
6.Dear Old Stockholm / 7.Two Bass Hit [*]
8.Little Melonae [*] / 9.Budo [*]
10.Sweet Sue, Just You [*]

Miles Davis(tp)/John Coltrane(ts)/Red Garland(p)
Paul Chambers(b)/Philie Joe Jones(ds) <1955/1956年>

先日モンクの紹介でも触れたモンクの名曲「ラウンド・ミッドナイト」を御大マイルスが演奏した有名なアルバムがこれ。

マイルスが当時の最大手レコード会社コロンビアと契約し、最初に吹き込んだのがこのアルバム。当時古巣のプレスティッジ・レコードには、まだ4枚分のアルバム制作が契約上義務付けられており、これをさっさと片付けたかったが為に、有名なマラソン・セッションが敢行れたのです。

「Workin'」,「Steamin'」,「Relaxin」,「Cookin'」という4枚は名盤達は、全て1テイク(1発勝負,やり直しなし)で、僅か2日間で録音完了したというのですから、当時のマイルス・グループが如何に凄い連中の集まりだったか想像できると思います。これらのアルバムはいずれ紹介していこうと思いますが、まずは「ラウンド・ミッドナイト」。

この曲は本当に様々なプレイヤーが演奏していますが、アレンジと出来映えから言えば、やはりベスト演奏だろうと思います。
ミュート・トランペットがまさに"真夜中ころ"の雰囲気を醸し出す冒頭から、余りに有名な、"あの"アレンジ。実はこれもギル・エヴァンスの手によるアレンジだとか。いずれにせよ、このアルバム"あの部分"が聴きたいが為、という人も多いのではないでしょうか。

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