アナログLPをi-Podで聴くには?その1

音楽ファンの必需品i-Pod!!

3年ほど前から、i-Podを愛用しており、今ではi-Podなしの生活は考えられないようになってしまった。MP3プレーヤーも百花繚乱の戦国時代に突入し、SONYもメモリータイプとHDDタイプの新製品を投入し、巻き返しを図っている。ネットワークウォークマン”NW-E507(1GB)”が、MP3プレーヤー部門で1位を獲得したようだが、JAZZキチで、かつ忙しい会社員にとってはi-Podがやはりベストの選択だと思う。まずジャズにはまってしまうと、これも良い、あれも欲しいで、基本的名盤中心で2年もすれば、所有するCDはあっという間に50枚位になってしまう。
この時点で容量が1GB(CD46枚くらい)のメモリータイプはドロップしてしまう。手持ちのコレクションをどんどん放り込み、どこにでも持ち出したいというニーズは、やはりHDDタイプでないと満足できない。
僕の場合、CDで300枚・LPで200枚、それにライブで録音した音源までMP3化してi-Podに入れてやろうと思うと、やはり40GBはないと話にならない。
まぁ40GBモデル(7/25現在では20GBと60GBの2モデルになっている)は結構重いのも事実なので、これとi-Podミニの併用というのがベストの組み合わせかなと思う。
それにサラリーマンは時間もあまり無い。容量を気にしながら、新譜を入れるたびに、どれかを消去する事を考えなければならないというのは、かなりかったるい。それにi-Podの良さは単にデザインの良さ、宣伝のうまさだけでは決してない。最高に使いやすいクリックホイールと、これにスムーズに反応するインターフェイス、そして何よりも楽曲管理ソフト「i-Tunes」の完成度!!
加えて日本でも今年中にサービスが開始されるといわれるミュージックストアなど、これはハードを販売しているのではなく、「音楽好きの音楽に囲まれた生活をバックアップする」というトータルソリューションを提供していると言える。
さて、最近僕がこつこつと取り組んでいるのが、昔に買ったLPをMP3化してi-Podで楽しむ事。何せ、昔買ったアルバムは全てLP。おまけに当時の名盤でCD化されていない事も多い。会社員として毎日忙しい身では、LPをゆっくり聴いている時間もない。なんとかi-Podで通勤途中に過去の名盤が聴きたい!という訳で、帰国後スタートした”LP/カセット音源の総MP3化”プロジェクト。次回でLPをMP3に変換するために必要なものと、方法を紹介していきます。