究極のコルトレーン研究本「The John Coltrane Reference」!!
世界的コルトレーン権威5人がタッグチームを組んで著した究極とも言える研究本「The John Coltrane Reference」
なる本が上梓されていたらしい。
The John Coltrane Reference
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5人の著者や内容は、執筆者の一人である浪速が誇る世界的コルトレーン研究家、
藤岡靖洋氏のオフィシャル・ブログ「Coltrane House」に詳しいが、概要を氏のブログから引用・要約すると、
・国際A4版、英文820ページの巨大な本
・「クロノロジィ」(年代記)とデータ中心の「ディスコグラフィ」(音盤記録)の合体した
究極のコルトレーン研究本
・コルトレーンの日々の行動について、徹底的に一から洗い直し、複数の証拠(複数の雑誌、
新聞などの報道、インタビュー)に基づいて、何時 何処で 誰と 何をしたかを記載。
・プロとして活動し出した1945年から、40歳で急死する1967年まで、連日連夜の行動記録を年代順、日付順に記述
・24ページにわたる未発表写真
・「TV映像出演記録」、「(現存する14回の)インタビュー記録」、メイン・インデックスは、「人物や場所」、
そして「曲名」など、知りたい情報を簡単に引き出せる
・驚くべきエピソードと貴重な記録写真
「始めてソプラノサックスを手にした日のエピソード」
「コルトレーンとプレスティッジ・レコードとの契約書」
「60年代当時の《バードランド》の店内写真」
「65年《ハーフノート》出演時、 サックスのキーをゴムバンドで留めて補修しながら
壮絶な演奏を繰り広げるコルトレーンを激写」
極めつけは、「1967年5月、最後のライヴとなったバルティモアでのコンサートの後、コルトレーンが食べたメニュー」
などなど、 ファンが知りたい「へ〜っ、なるほど!」と言うトリビア情報、写真が820ページ以上にわたって満載
という、コルトレーン・フリークとしては聞けば聞くほどウズウズしてくる本のようなのだ。
今アマゾンでは15,904円で販売中。勿論英語の洋書である。これだけのボリュームで、この
マイナーなジャンル、和訳が出るとは思えない。ここはやはり買うしかあるまい。
これがあれば、例えば大好きな1961〜1963年の欧州ツアーの毎日のセッションの全貌と、発表済み音源の関係を自分で
整理する手間も不要になるだろう。