Pharoah Sanders Live!


Live

私的JAZZ名盤集Vol.2

先日The Coltrane Referenceの事を書きながら、このブログでまだ紹介していなかったお気に入りの名盤を思い出しました。
ファラオ・サンダースのライブ盤で、メンバーはPhroah Sanders(ts),John Hicks(p),Walter Booker(bs),
Idris Muhammad(d)というベストメンバー。
僕のファラオ・コレクションの中で最もよく聴く1枚です。なんといっても1曲目の名曲You've Got To Have Freedomの熱狂的な演奏が最大の聞き物でやっぱりジャズは熱くなきゃ、という人には外せないお勧めのナンバーです。

ファラオ独特のフリーキー・トーンによるテーマから、猛烈に煽るドラムとジョン・ヒックスのご機嫌なピアノが目一杯盛り上げた所へ満を持したファラオが再登場。テナーサックスとヴォーカルの一人二役をこなした後、ドラムソロへ。
その後、ファラオがメンバーを紹介するが、この紹介がまた熱い。
エンディングではきっちりとコルトレーンライクなキメで締めくくる正に熱狂の14分20秒。この曲だけはいつ聴いても本当に最高です。

1曲目の熱狂的な演奏に続くはバラッドの「It's Easy To Remember」。この緩急のついた配曲の良さもコルトレーンの名作
「Transition」でタイトル曲の後に続くDear Lordを思わせてgood!3曲目はブルースナンバーのBlues For Santa Cruz、
最後はPharombaなる明るい曲。ルンバっぽい曲なのか?
全体でも選曲バランスの良い名盤だが、何といっても「You've Got To Have Freedom」に止めを刺すこの1枚。
スピリチュアル・ジャズ、ハード・ジャズファンの必聴盤です。


で、この名曲の映像が無いかと探してみたら、ありました!完全版ではなく一部分だけの映像ですが、バック・コーラスつき大編成バンドでの演奏で、この曲の持つ熱狂的な雰囲気は感じてもらえると思います。

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