初代山下洋輔トリオの貴重映像、発見!

You Tubeを見ていて、とんでもない映像を見つけてしまった。
なんと初代山下洋輔トリオ(中村誠一(ts),森山威男(ds))による1972年の演奏シーンだ。なんでも若松孝二監督の「天使の恍惚」なる革命的戦士軍団をテーマにした映画のワンシーンらしい。トリオの3人は演奏映像だけでなく、一瞬だが役者としてテロリストとしても出てくるのが笑える。
当時洋輔さんは30歳、森山・中村さんが27歳で、何せ若い!!演奏も熱いし、映像も凄い。

映画comからの紹介文を引用する。

若松孝二パレスチナから帰国後“自分の身を張って闘える奴、本気で孤立できる奴、個的な闘いを個的に闘える奴など、孤立した精鋭こそが世界を変える、世界を創る”というテーマのもとにATGと初提携して監督した1千万円映画。革命軍“四季協会”の秋軍団は、首都総攻撃を期し米軍基地襲撃、武器奪取作戦を敢行する。パレスチナ帰国後、政治的にも性的にも、より一層過激化した若松孝二作品だけに、公開前からトラブルが予想された。公開時には過激派による新宿ツリー爆弾事件が発生し、東宝系での上映は中止され、アートシアター新宿文化のみの公開となった。

なんでも当時、公開後に映画の中で襲撃された新宿三丁目の交番が実際に標的にされたという、いわくつき映画だったようだ。

人気ブログランキングへ